伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンターをリニューアルしました

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道の駅天城越え(昭和の森会館)は、施設内に設けていた伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンター(VC)をリニューアルし、7月18日(月・祝)より一般公開します。展示にあたっては、美しい伊豆創造センター ジオパーク推進部が協力し、天城峠にまつわる文学を前面に打ち出す展示に一新します。

これまでの天城VCは昭和の森の売店横に設けられており、床面積約11㎡と手狭なこともあり、大規模な展示替えをすることがほとんど不可能でした。このため道の駅天城越えは、VCを近代文学館横の床面積約46㎡のスペース移設することを決め、今年2月以降、地元のジオガイドも参加し、展示内容の検討を重ねてきました。

新しいVCのコンセプトは「天城のジオと文学―峠を歩く、峠を描く」です。湯ヶ島がかつて、井上靖や川端康成などの文豪に愛された地域であることから、天城峠を舞台にした作品の背景を紹介します。また、長泉町井上靖文学館の協力も得ました。ジオパーク推進部においても14枚の展示パネルを提供しました。これは伊豆各地15ヵ所のVCの中でも最多の提供枚数となります。

ジオパーク推進部では、天城VCを訪れた観光客に天城の魅力を知ってもらうとともに、学校での郷土学習にも活用してもらうことを期待しています。

ジオパーク推進部では天城VCのリニューアルを記念して、近く、新展示の説明会を開くことにしています。決まり次第、お知らせします。