令和4年度第1回伊豆半島ジオパークビジターセンター情報交換会を開催

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一般社団法人美しい伊豆創造センター(会長:豊岡武士)は1日、第1回伊豆半島ジオパークビジターセンター情報交換会を開催しました。

 

伊豆半島15市町に設置されている伊豆半島ジオパークのビジターセンター(コーナー)間の連携を図り、伊豆半島ジオパークとして更にまとまりのあるビジターセンターを運営する目的で、各市町のビジターセンター勤務者および行政担当者の顔合わせも兼ねて行いました。

昨年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、10月14日にオンライン会議を実施。また、1月25日には今回のような形での開催を計画していましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大によりやむなく中止となりました。

今回は初めてジオパークビジターセンターに関わる参加者もいる中で、ジオパークミュージアムである「ジオリア」の見学や、各ビジターセンターの活動報告、「伊豆半島ジオパークの認知度をどう向上させるか」をテーマとしたワークショップを実施しました。

 

ビジターセンターの中には観光案内所に併設しておりガイドが常駐している為観光客への案内ができる環境のところもあれば、無人で施設を開放しており展示物が置いてあるだけというところもあります。各ビジターセンターの役割の一つでもある、そこを起点にして来訪者へ伊豆周遊を促す為にもビジターセンター全体で施設に一貫性を持たせるような工夫が必要です。

また、ワークショップの結果、参加者からは以下のような意見が出ました。

・首長や市議にジオパークに対する理解を深めてもらい、関連予算をつけてもらう

・広報誌でジオパークの特集を組む

・ジオパークアンバサダーの認定

・地域住民の方向けの出前講座やガイドツアーの実施

・自然資源を活用したアウトドアアクティビティやロゲイニング大会などイベントの実施

・小中学校でのジオ教育やジオ検定の受検推進

・3D・4Dを用いた体感映像

・ジオカレンダーの作成

(その他の意見は別紙にまとめてあります。)

 

この情報交換会は今後も定期的に継続していく予定で、次回以降は各ビジターセンターを会場とし、共通の意識を持ちながら相互連携を強めていく方針です。